2016年10月15日

石垣・西表・竹富島旅行2016 〜西表・由布島編〜

2016年8月13日、石垣島3日目の朝です。
「どんより」と「さわやか」の中間くらいの、なんとも微妙な空もよう。
しかし、昨夜から背中がヒリヒリしており、雨とピーカンの中間くらいだったらいいなーと思っていたので、一周まわっていい感じの天候です。

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今日の朝食はサバでした。おいちゃんの大好きなサバでした。

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これがまた、飛び上がるほどいい塩加減と焼き具合で、そりゃもう美味しい。でもね、沖縄感0%なんでね。
それに、席待ちの順番待ちに横入りされたと、オッサン(60くらい)が若者に文句言いはじめて、南国ムード0%でしたー。

まだ言ってるよこいつ、と思うくらいネチネチと。関西弁で。周囲の視線に、そのオッサンの娘さんは部屋に戻ってしまいました。もう、ヒドイありさまです。

いや、逆に、リゾートではめったにお目にかかれない光景なので、ツイてるのかもしれません。つまり、冒険にうってつけの日なのではないでしょうか!逆にっ。
それなら善は急げ、とばかりに急いで用意して出発しました。

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今日のコーディネートのポイントは、グアムで買った「TOP GUN」のTシャツ。
トムクルーズ主演の戦闘機(F-14)でバチバチやるやつです。
ネイビーだけにネイビーカラー。「あの人、トップガンだよね?」って声を期待しつつ、徒歩であるところに向かいます。

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ホテルから5分ほど歩くと、「石垣港離島ターミナル」が見えてきました。
はい。今日はここから、船で 離島めぐり をします。

めぐるといっても3つです。西表島・由布島・竹富島の3島をめぐりつくすのです。
そりゃ、雨が降ったらムチャクチャになりますからね。お天気の神様、ありがとうございます。

まずは、お世話になる「石垣島ドリーム観光」さんのカウンターでチケットなどの引き換えを。

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ガラガラに見えるターミナルも、じつは、カメラの後ろに同じツアーの人がムチャクチャたくさんいました。

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それから、乗船前の記念撮影。

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石垣島の英雄、具志堅さんのアバラ骨よりも、トップガンのTシャツとジャージの組み合わせの妙に違和感があります。

さて、行きますか。
待っていたのは、でっかい高速船。

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お〜、でかい会社じゃあ。何よりまず、ドリーム観光さんの事業規模に驚きました。
ガラガラに見えますが、これからわらわら乗り込んで来られます。

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で、45分ほど走ると西表島に到着。船がいいのか海況がいいのか、ほとんど揺れず、ひと眠りしたところで到着しました。

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西表島は、手つかずの自然が残る最後の秘境といいます。
そのためか、質素な感じの港で、チャラついた雰囲気は一切なし。わかってんの?秘境のマナーわかってんの?と言われている気分でした。

大勢のツアー客が、遊覧船コースやカヌーコースなどにそれぞれ分かれていき・・・
ちょっとトイレに行っている間にはぐれそうになりましたが、遊覧船コースの我々は、また船に乗り込みます。

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さあさ、どんな秘境でしょうか。
船は、海から川を逆走してグングン登っていきます。

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水の色は濁っていてまっ茶色。この色がアマゾンぽくていい感じ。
カヌーやってる元気な人たちを横目に、グングン登っていきます。なんでそんなに急いで登ってるの、ってくらい馬力出してます。

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コンクリートで岸壁を固めていないのが手つかずの自然のあかし。
ビッシリと木やらなんやらが生えていて、すげぇ漂ってます。冒険のにおい。

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しばらく行くと、おまちかねのマングローブが生えまくり。


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海水の塩分濃度に耐えるタフな木だけに、根っこがモロに丸見え。このままラピュタみたいに天に昇っていきそうです。
近ごろはバーベキューの炭になって売られていますが、こんなカッコいいマングローブは採っちゃいけませんね。

そもそも、マングローブというのは木の名称ではなく、こうした海水が混じるところに生えている植物全般をそう呼ぶらしいです。
固有の名称は、「ヤエヤマヒルギ」とか「オヒルギ」といった語尾に「ヒルギ」がつく名前が多いらしく、つい、キテレツ大百科の「らっしゃい」を語尾につける八百屋のおやじを思い浮かべてしまいました。

さらに上流へ行くと、見晴らしのよい展望スポットへ行ける道がありました。

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が・・・スルー。
やはり、とっても急いでいるみたいで、「西表島の自然が一望できま〜す」と、ガイド兼船頭さんに聞かされただけでした。
いや、そこ行きてーし!っていう皆さんの心の声が聴こえましたが、スルー、スルー。

もうひたすらグングン登って、ようやくスピードが落ちてきたころに、どこかに到着したもよう。

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ここで、急いでいた理由が判明しました。
どうやら今が干潮のピークらしく、これ以上水位が下がると進めなくなる という切な理由だったのです

桟橋は、千と千尋の腐れ神みたいに、ドッロドロに干上がっていました。

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いや〜ホント急いでくれてありがとう。「後続の船は、もうたどりつけませんよー」なんてカワイく言ってらした若い女性の船頭さん。アンタほんま最高やで!

で、ここはというと・・・なんでも、ひときわ大きなマングローブが見えるというスポットらしいと。
その程度の説明しかなく、船頭さんは、とにかく早く行ってこい的な感じで焦っていました。タイムリミットは5分 という宣告なので、まるでコントのように皆さん小走りで降りていきました。

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サキシマスオウノキというマングローブらしい。
じっくり看板を見る余裕がないので、写真撮っといてあとで見よう作戦で・・・先を急ぎます。

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雰囲気ありあり。すげぇジャングルらしくなってきました。しも子のジャングル模様のウェアもよくマッチしています。

えっ・・・と、ここであることに気づきました。まさか、その服はこのためだったのか!と。
おいちゃんが気づいたときにはもう手遅れでした。めちゃくちゃくやしい思いがこみ上げてきました。
ジャングル9のTシャツ(クロマニヨンズのやつ)は今日着るべきだったのです。
どうして、トップガン のTシャツなんかチョイスしてしまったのか・・・。

あ〜ヘコむわー。と思いつつ歩いていると、あらわれました。でっかいでっかいマングローブ。

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すんごい根っこ。板状になっているのがコイツの特徴です。
↓の写真は、↑のお兄ちゃんたちに撮ってもらった1枚。「トップガンの人笑って〜」と言われているような幻聴がきこえました。

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記念撮影したら急いで船へ戻ります。
桟橋はさらに干上がり、ムツゴロウさん的な生き物やカニがチョロチョロしていましたが・・・

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「トップガンのお前。いいから早く乗れよ」と、目で訴えかけてくる船頭さん。
それもそのはず、船首がドロに乗り上げた格好になっていました。

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スクリューが空回り、エンジンが唸りをあげるも船は動かず・・・。
しかし、そこはさすが船頭さん。いったん乗客全員を船のうしろのほうに集め、そ〜れ、ともう一度スクリューを回しました。
明らかにこれが最後のチャンス。「すり抜けながらかっさらえ!」と叫びたい心境でした。

そして、ズル・・・ズル・・・と徐々に動いて、みごと脱出成功!
思わぬところで名シーンに立ち会った我々は、千尋が腐れ神からチャリンコを引き抜いたときのように、歓声と拍手で船頭さんを称えたのでした。

もちろん、下りはゆっくりと。
パイナップルっぽい実は、パイナップルじゃないそう。食ってもマズイらしいです。

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ちょいちょいあった青いカゴと赤いしるし。ガザミ捕りの仕掛けと目印らしいです。

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そして、何も知らずに登っていく後続船。すれ違いざまに、「もう行けねーよ」と思いながら、みんなで手を振ってあげました。

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船頭さんが見せてくれた西表島の「しじみ」。化け物サイズで、味も化け物級にまずいとのこと・・・。

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ようやく登ってきていたカヌーの人たちにも手を振りました。まぁ、カヌーなら登れるでしょうな。
立ち往生している遊覧船を追い越してやってください。

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そして、まあまあの弾丸だった大自然クルーズは終了。
待ち構えていたバスに乗り換えます。

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シャキシャキした女性のドライバーでした。

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それにしても、素晴らしい段取り。待ちがない。もう、どちらかというと「早くしろ」くらいにスムーズです。
なのに、バスはあくまでも制限速度でゆっくりと。トラベラーの気持ちをわかってくれます。やっぱり、車窓の景色も楽しみたいのです。

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対向車はまったく見かけませんが、ヤギがちらほらいました。
車窓から見えてくるのは、手つかずの大自然。いつか見た 富士の樹海 みたいです。

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のどかな田園も。こりゃー最南端の田んぼですかね。さすがにお盆の時点でもう刈っておられます。

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田舎者としては品種が気になるので、ネットで調べたところ「ミルキーサマー」というシュールな名前の品種でした。「きぬむすめ」とか「どんとこい」みたいな名前を期待していたのに。

そして、やはり気になるのがコレ↓。

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西表島といえばイリオモテヤマネコです。残念ながら目撃できませんでしたが、西表島に来たんだ〜って感じがしました。
コイツを自動車がハネて死なせてしまう事故が多発しているそうです。かわいそうに。

ただ、「なんか手と足が短くね?」と、しも子がつぶやいた瞬間、ドライバーさんが「そ〜なんですよー」とクイぎみでかぶせてこられました。まぁ、野生ですからカワイさは微妙な感じです。

そうこうするうちに、次の目的地に到着しました。

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次は、由布島(ゆぶじま)という小さな離れ小島です。
なんと、水牛車で海を渡っていく というロマンチックな行き方をします。

待ち構えていた水牛車がずらりと。
さすがドリーム観光さん。ここでも待ちが一切ない。

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デッカイけどカワイイ牛さん。こんちわー。

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ぞろぞろ乗り込んで、10名ほど乗せた水牛車が、浅い海の中へ。

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めちゃくちゃ風情がありますガネ〜。
ほかの水牛車に「抜かれたー」なんて子どもがはしゃいでるし、若い連中はバシャバシャ写真とりまくりです。

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牛も大変だなと思ってしまいましたが、どうも、これでも牛にとっては軽いらしく、ほっとくとMAX時速40キロくらいで走っちゃうのだとか。
ゆっくり歩かせる訓練をしているそうです。まさにパートナーですな。

海が浅いので、逆さ富士みたいに水面に反射しているのがいいです。三線の音色と牛。ホントにいい感じ。

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ただ、牛も生き物なので、大小の生理現象を海の中でバンバンやってるのが丸見えです。

10分ほどかけてゆっくり渡って、由布島到着。
島の説明をうけて入島。もう、めちゃスムーズ。

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ウェルカムのファーまで。
流れ作業感が満載でしたが、南国っぽい。

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まず目に飛び込んでくるのが牛の家系図。

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由布島では、牛がとっても大切にされています。
どうも最初の牛(大五郎)は、台湾からやってきたらしく、大切に繁殖されてきたのです。我々が乗ってきた牛は、なんだったか忘れました

で、島に着いたとたんピーカン照りに!
もう、暑いを通り越して痛くなってきました。

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大五郎の記念碑。とにかく暑いので字を読む余裕もないほどです。

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記念撮影用の水牛。カワイイけどかわいそうに。黒いのでよけい暑いでしょう。

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で、このあたりから自由行動になったのですが、もう肌がヒリヒリ痛いので、涼しいところで早めの昼食をとることに。

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郷土料理が詰まったお膳でした。(ちょっとニガテな野菜がありましたが)美味しくいただきました。
それにしても、冷たいジュースが身体に浸みます。

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ちょっとダラ〜っとしてから、外へ。

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とんでもない暑さと日差し。すぐ近くのマンタ浜というビーチっぽいところへ行ってみました。

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ここから見える海がマンタの通り道になっているらしいので、マンタ浜というそうです。
とりあえず入ってみましょう。

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あちっ。えっ・・・?

一瞬、脳ミソが沸き立ちました。 海水がお湯になってる とは夢にも思いません。それも、少し熱めの。
写真では伝わりませんが、それくらいの暑さでした。

すぐにマンタ浜をあとにし、とりあえず日陰をもとめてさまよいました。
たどり着いたのは小学校の跡地らしきところ。

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なぜか唐箕(とうみ)が置いてありました。
稲を脱穀するマシンです。

しも子お得意の顔ハメも元気がありません。

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もちろん牛も元気なく、グデ〜っとしています。フロに浸かっている気分でしょう。

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そして、なんやかんやで帰る時間に。
牛さん。またよろしくお願いします。

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帰路は、「小次郎」くんにお世話になりました。
水牛車の様子を少しだけ動画でご覧ください。


いや〜、ホントに激アツのいい島でした。

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次の島は、有名な竹富島。
どんな冒険が待っているのでしょうか。「竹富島編」に続きます。


posted by おいちゃん at 17:04| Comment(0) | ダイビング旅行【石垣島】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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